記憶というものは何と気まぐれなんだろうと思うことなんて腐るほどあるのだから俺の脳味噌ももうすぐ腐りだして鼓膜を浸透してこっちの世界にこんにちはすることももうあまり遠くない話だと思うから、そいつを俺はコトコト三日三晩煮込んで寝ずにアクをとって人型につめこんで冷蔵庫で冷やしてある程度固めてからドライヤーでカラカラに乾かしたあとに適当なお札なんかを後ろに貼って顔を書きこんでから俺の代わりを果たしてもらおうと思ったのだが何を書こうとおもったんだっけ。そうそう、フト思い出すこと。それは昔の夢だったりあのころ頭を占領していた嫌な感情であったり怪物であったりはたまたどうでもいいことにさえ感動してしまったくりぬいたようなもの。ずっと昔にふと思い出した記憶があるのだが、一体それが何だかがちっとも見当がつかない。最初に思い出したのは高校の時なんだ。「おぉっなんだコレは!」と思ってブログに書いたのだけれど訪問者数2のなかでコメントすら返ってこないようなものだったのだからウンともスンとも言わない。せめてウンくらい言ってくれよなー。書いたっけな?アハハ、覚えてないや。多分書いてないし、言ってもいないんだ。なんだかノスタルジック溢れるもので、聞くのも拒んでいたのだと思うんだ。mixiという現代日本が生みだした素晴らしい産物があるのでそれを媒介にして質問してみよう。ちなみに古代エチオピアが生みだした至高の産物はコーヒーだと思う。エチオピアか知らんけれど。それは映画だ。いや、きっと映画だ。だって、それ自体が夢かもしれないんだもの。もしかしたらね。それを俺は夏の暑い日に窓を開け放してナマイキに麦茶なんかを飲みながら見ていたんだ。夜中やっている映画番組で見たのか、レンタルしてきたのかさえ分からない。ただ俺は暇つぶしのように受動的に見ていたような気がするな。窓を開けていたから猫をまだ飼っていないころだったのだろうか。だとしたら小学生だ。窓は閉めていたっけな、やっぱり全て夢だったのかな、なんでどーでもいい大切なことを覚えていないんだろう。もはや内容なんて一つも覚えていなくていいのにね。主人公は少年だ。確か金髪だったから洋画だと思うな。音声だとかは全く覚えてやいないな。それは声だとかだけでなく、音さえも覚えていないんだ。無声映画だったか?いや、黄金狂時代を見てもそれとの結びつきを感じやしなかったから違うと思う。ハリーポッターのように夜に窓から見えるくりぬいたような外の景色が映し出されていたんだ。少年は何をとち狂ったのか、海に出た。こっちと同じような夏の夜だ。誰もいなかったんだ。暫く何かを考えた後に、立ち上がって走り出した。走らないとすぐに忘れてしまいそうだった。走った先には、ボートが一隻ぷかぷか揺れいた。誰のか知らないのに、とち狂っているからすぐにロープを波止場から離し、一目散に漕ぎだしたんだ。それはそれは凄いもので、それまでに見せたことのないようなひたむきさを強調していたような気がした。世界の果てを見てみたかったのかもしれない。地球が丸いということさえ彼は信じることができなかったのかもしれない。ボートに夜を足しただけで既にノスタルジックとして「合格!」と世界の王様が印を押してしまうだろう。なんと不思議な。どちらも強いツールであって、昔の人はよくいったもので「鬼に金棒」状態なんだな。しかしそれにも増して何を足しても可愛くなるツールは「猫」だと思う。「猫にタバコ」・・・なんかいきがっているようで可愛い。肉球をちょうどよいバランスと握力で使いこなして、なおかつフラフラになりながら吸い、あの間の抜けた犬歯丸出しで目を細めて吐く。「猫にサッカー」・・あの精度の良さで評判の左足がDFとの人混みに蹴り上げる。相手のDFも空中戦が得意で、自慢の鍛え抜かれた体が敵味方関係なく空中で混雑状態に!あぁ、だがやはりこちらのFWは多少体が細く足元が得意な奴だから肩を入れられて上手く飛ぶことが出来ない!やはり競り負けてしまうのか!いや違う!よく見ると相手DFの肩に何か見ると何か乗っている!あぁ猫だ!!・・・まぁただ単にボケッとつったっているGKの猫もなかなか可愛い。「猫にコタツ」は言わずもがなだ。何の話だっけ?確かボートを漕いでいる間にもいろいろあったんだと思う。それこそ嵐にあったり、でっかい船にぶつかりそうになったり、朝日が昇ったり。そして彼はいつも通り、漕ぎ続けていた。しかしある時、いつもの空に何か異変を感じたのだ。どうにも絵のように見えてしょうがないのである。しかし気のせいといえば気のせいであるし、人間は止まったものを見るのが苦手だからゲシュタルト崩壊のようなものなのかもしれない。そしてやはりすることはこれしかない。漕いだのだ。そうすると、どう見ても空と海の境がハッキリと見えてきたのだ。ボートの先からコツンとなにかにぶつかるような感覚がしたのだ。後ろを見ると、そこには空のように書かれた壁があって、それが空まで続いていたのだ。つまり、今まで過ごしてきた全てが一つのドームの中で動いていたものであったのだと少年は確信したのだ。戸惑いの中、少年は周りを見渡してみる。すると壁(少年が今まで空だと信じ込んでいたもの)にドアが埋め込まれていて、海面から階段が作られてあったのだ。誰が何のためにつくったのだろう。んで、少年はやっとこさそこにたどり着き、階段を上り、ドアを開けてみるんだ。そこで記憶が無い。そこからどうなったんだろう。瓶詰の中ででっかい誰かがこっちを覗いていたんだっけな。それとも地球の裏側からでっかい胎児がドドーンと出てきて壮大にズッコケたんだっけな。いや、それはキューブリックのあれだ。覚えていないな。これがもし、あなたが映画で見たことのあるやつだとしたらすぐに教えてほしいんだ。もしこれをこの先いろんな場所で聞きまわって、映画で無かったら俺が映画にしてやる。渋谷かなんかのアングラな劇場で公開されることになったら皆に教えよう。なんだっけなー。「覚えていない」ということしか覚えていない。夢なら夢でいいのに。ちなみに童貞のころは本番直前で目が覚めていました。こういう男はたくさんいると思うぞ。もうひとつ、俺は一時「ねこぢる」に夢中になっていたときに感化されて「夢のメモ」をとろうと必死になっていたのだけれど、読めたもんじゃなくてすぐに止めた。最近つげ義春に感化されてまたはじめてしまおうかと思っているけれど。最近嘘ついてないなー。今日も寝ません。ではみなさんはおやすみなさい。もしくはおはようございます。さようなら。